お笑いとゲームが融合したトークライブ『第4回アメザリ平井のゲームライブ』 レポート

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ゲーム情報サイト「ゲームくん」の管理人である、アメリカザリガニ平井善之が出演する
”第4回アメザリ平井のゲームライブ”が、
2013年6月25日に新宿ロフトプラスワンで開催された。

 

ゲーム好きで知られるエレキコミックの今立進や、
バンダイナムコゲームスから富澤祐介氏、
サイバーコネクトツーの松山洋氏、
など、豪華クリエイターも登場した爆笑ゲームライブの模様をいちはやくリポートする。

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ここでしか語られない?笑いの限界突破のゲーム業界裏話!!

 

アメリカザリガニの平井善之が出演する”アメザリ平井のゲームライブ”が、
2013年6月25日に新宿ロフトプラスワンで開催された。
今回の主催は「日本ゲームユーザー協会」。
 
レベルファイブから発売されたニンテンドー3DS用ソフト『GUILD 01』ではクリエイターを務めるなど、自他ともに認めるゲーム好きの平井が中心となって活動している協会だ。
 
同じくゲーム通のお笑いタレント、エレキコミック・今立進に加え、
『.hack』シリーズでおなじみサイバーコネクトツーを率いる松山洋氏、
『GOD EATER』プロデューサーの富澤祐介氏
らが登場するというゲームファン垂涎の豪華プログラム。
 
毎回ゲーム愛好者があつまるゲームライブも今回で4回目。
 
ゲームを題材にした本イベントらしく各回に隠された副題があるのだが、
今回の副題は”芸能人ゲームタイトル”。
 
副題でもあるタレントにちなんだゲームタイトルを持参すれば1ドリンク無料となる企画もこの日集まったゲーム愛好者たちを喜ばしたに違いない。
 
平日ながら会場は10代~40代までのゲームファンで満員となる盛況ぶりだった。

 

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終始笑いと盛り上がりに包まれたライブは、
始まりから平井、今立に加えサイバーコネクトツーの松山洋氏の3人が登場。
 
抜群のトーク技術をもつ松山洋氏とお笑い芸人二人の持ち前の話術で日本ゲームユーザー協会が立ち上げたテレビゲーム好きのためのサイト「ゲームくん」の紹介からライブはスタート。

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『テレビゲーム好きの人たちが集える場所にしたい』と平井より熱い想いが語られた。
 
また、”各社それぞれで操作キーの名称が違う”といった
ゲーム愛好家でも知らない業界特有の話から、
あまり知られることのない販売体系の話など、
このライブでしか聞く事の出来ない業界裏話が冒頭から語られ、
ゲーム好きの来場者は大興奮。出だしから大いに盛り上がった。

 

続いての企画は、あまり観る事のない初見ゲームを実況しながら紹介するという『ツッコミ実況ゲームコーナー』。
 
ゲームライブでは恒例になりつつあるこのコーナーは、ゲームコレクターでもある今立が海外から仕入れてきた珍しいゲームタイトルを初見でプレイし、ツッコミをいれるといったもの。
 
訪米したら現地のゲームショップを回るのが趣味と公言する今立チョイスの海外ゲームタイトルは『Ski Or Die (スキーか死か)』といったツッコミどころ満載のものが多く、タイトルを読み上げるだけで爆笑が巻き起こっていた。
 
ゲーム起動時に起きるさまざまなハプニング(海外からもってきたからか、そのほとんどは起動しない)や、予測できないほど多様な敵の攻撃でステージ攻略が不可能に近いアンフェアなゲーム内容は、その場に集ったゲーム愛好家のゲーム魂に火をつけたに違いなかった。

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3人の巧みなトークと見慣れないレトロゲーム(2012年度版のレトロゲームなんてのもあった)で会場が温まったところで、ゲーム業界のゲストを招いてのゲームクリエイターズトーク。
 
ここからはゲームファン必見の内容といえるだろう。

 

登場したのはバンダイナムコゲームスの富澤祐介氏(『GOD EATER』プロデューサー)。
 
バンダイでフィギュアを創っていた富澤氏が、ひょんなことからゲームを創ることになり、いかにして『GOD EATER』を創り上げたのかといった製作苦労話は、集まった来場者の瞳を輝かせた。

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ゲームクリエイターになることを一度は夢見たであろうゲーム愛好家の心をがっちりと掴み、子供時代に戻していたのは間違いない。
 
また70万本の販売記録をもつ『GOD EATER BURST』の続編として、7月25日にPS Vita版、8月1日にPSP版の体験版がリリースされる『GOD EATER 2』をこの日はなんと一般に先んじて紹介。
 
会場のゲーム熱は一気に加熱し、開発デモ画面をプレイしながら繰り広げられるストーリー設定秘話やゲームトークは、ゲームライブならではであった。

 

ここで前半が終了。
 
業界裏話として記事にかけないことが多くて困ってしまうが、前半だけで開始から1時間半が経っていた。それだけでもいかに盛り上がったかわかるだろう。

 

 

 

後半最初は来場者からの質問コーナー。
 
ゲームメディアについての想い出話や、発売が期待される新作タイトルの増産要望、
ゲーム業界の今後の展望といったまっすぐな(?) 質問から、
キワドイどストレートな質問を、これまた業界裏トークでどストレートに返す
といったとても記事にできない回答まで、
業界裏話がたくさん語られ、この日来場した人たちは本当に得をしていたといえる。
(ほんとに記事にできない回答ばかりなんですよ…)。

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続いての企画は、本イベントの副題にも設定されている芸能人タイトルゲームコーナー。
 
序章が始まる段階でいきなりディスクBへの変更を要求されるといったディスクシステムならではのツッコミどころの多いレトロゲームに加え、ファミコンやPS2、スーファミの芸能人タイトルゲームの、不思議なストーリー展開に出演者一同ツッコミをいれるなど会場は大いに盛り上がった。

 

最後のコーナーはプレゼントコーナー。
 
過去開催された本イベントのプレゼントは非常に豪華だったが、今回もその期待を裏切らなかった。
 
サイバーコネクトツーの松山氏からは限定で作られた『.hack』シリーズのグッズセットと、
企業擬人化キャラクターの「サイバーコネクトツーちゃん」のグッズセット、
バンダイナムコゲームスからは『GOD EATER BURST』ソフトと
非売品GOD EATER 2クリアファイルがプレゼントとして用意され、
ゲームライブの〆に相応しい”じゃんけん”という古典にして苛烈なバトルゲームが繰り広げられていた。

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以上3時間にわたる本イベントは笑いの絶える事のない、
ゲーム愛好者の心をくすぶりつづける極上のひとときとなっていた。
 
次回開催があれば、これは絶対におすすめしたい。
 
平日ですら満員になった本イベント…
もしかしたら次回チケットの入手は難しくなることが予想されるので、
 
観覧したい!
 
と気になるひとはゲームくんのサイトをこまめにチェックしてみてはいかがだろうか。

 

ゲームくん編集部


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