1995年に第一作目が発売されてから18年間続いているバンダイナムコゲームスの看板タイトルでもある「テイルズオブシリーズ」
筆者が始めてプレイしたRPGが第二作目の「テイルズオブデスティニー」であり、それ以来プレイし続けている「テイルズシリーズ」の大ファンでもあります。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーに比べてキャラクターがアニメ調であることや、技名が厨二病っぽいことが特徴でしょうか。
当初は、そういった特徴もあってか「テイルズオブシリーズ」＝オタクっぽいというイメージが強いと感じていたのですが、
ここ数年じわじわと知名度が上がっていき、随分と知名度が上がったなぁとしみじみ感じます。
そこで、ゲーマー的に歴代作品の中で一番好きなものは何なのか気になったため、調べてみることにしました。
調査方法 ：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査会社 ：株式会社ゲイン
調査対象 ：10代～40代男女の携帯ゲームユーザー ※1ヶ月に1回以上プレイしている
回答者数 ：300名
結果は以下のように
1位:テイルズオブファンタジア
2位:テイルズオブデスティニー
3位:テイルズオブデスティニー2
4位:テイルズオブジアビス
5位:テイルズオブシンフォニア
各作品に寄せられたコメントと僕の感想ははこちら
第1位「テイルズオブファンタジア」
・やっぱりテイルズシリーズとしての一作目という新鮮さと、シンプルさに印象が強く残っている。
・ファンタジアとデスティニーしかやった事がないけど、とりあえずファンタジア（SFC版）はSFCとは思えないほどクオリティが高かったのですごい記憶に残っている。
・正直エターニアとデスティニー２とも迷いましたが、やっぱりテイルズの原点であることとキャラも曲もストーリーも好きで何度もやりこんだ思い入れのあるゲームなので。
1位はやはりというかなんというか、第1作目である「テイルズオブファンタジア」でした。
プレイステーション(以下PS)でのリメイクをはじめとし様々なハードへの移植・リメイクが行われており、僕は一番最初であるSFC版以外全てプレイしているため
この作品だけで少なくとも4周以上はしていることに・・・
よく勘違いされがちですが、SFCでゲームのオープニングに主題歌を起用したのはこの作品ではなく「ダウン・ザ・ワールド」という
作品だったりします。
第2位「テイルズオブデスティニー」
・自分がプレイした作品だから。いのまたむつみさんのイラストが繊細で、当時は憧れだった。
・初めてプレイしたテイルズで印象深い。武器に意思があるのは面白かった。
・手軽にコンボができるのがお気に入り。技のエフェクトもかっこよくて好きです(PS2版)
シリーズ2作目で、僕にとっては人生で初めてプレイしたRPGということもありかなり思い出深い作品でもあります。
主要キャラクターの武器が意思を持つ剣であるなど初めてプレイする作品としてはかなり特徴的な作品だったような気も…
1997年にPSで発売され、その9年後の2006年にプレイステーション2(以下PS2)で戦闘システムを
一新し、ストーリーを少し変更してリメイクされました。
ストーリーは賛否両論ですが、戦闘システムに関しては歴代作品より空中での戦闘が意識されており、
TPがなく、それまでの作品のような技の連携の制限(特技→奥義など)の制限が一切なくなっています。
そのため自由度や爽快感が高く、歴代シリーズと比べてもかなり高く評価されています。
第3位は「テイルズオブデスティニー2」
・初めてプレイしたテイルズシリーズだったので印象深いサブのクエストのようなものもたくさんあり長く楽しめた
・ストーリーがしっかりしていた。前作の息子の話なので、時が離れていなかったことが良かった。
・敵の攻撃に対してハメみたいな戦闘が出来るので。
シリーズ4作目で、デスティニー2とタイトルにある通り、第2位の「テイルズオブデスティニー」の続編です。
「テイルズオブデスティニー」から18年後の世界を舞台に、前作主人公「スタン」の息子である「カイル」が英雄になるために
冒険するというストーリー。
今ではおなじみになっている「グレードポイント」が初めて搭載された作品で、戦闘システムも難易度が高めだったりクリア後の
やりこみ要素も多めということもあり比較的ゲーマー向けの作品だと思います。
第4位「テイルズオブジアビス」
・ハーツと迷いましたが、一番愛着のあるアビスを選びました。キャラクターもシナリオも、悪い部分も全部含めて、世界で一番好きな作品です。
・一番心に沁みた話でした。続編を作ってほしい。心からそう思います。曲もよかった。次点でヴェスペリア。
・ロードの遅さなので酷評されていますが、ストーリーやキャラクター、システムなどはテイルズシリーズのなかで最高です！！
シリーズ8作目にして10周年記念作品である「テイルズオブジアビス」
10周年記念作品ということもあってかかなり丁寧に作られている作品です。
難易度をあげなければ戦闘も比較的簡単ですしオープニングにBUMP OF CHICKENを起用するなど、割と一般向けに作られている作品ではないでしょうか。
3Dの戦闘システムを採用した2作品目であり、フリーランやオーバーリミッツの仕様変更など以降の3Dテイルズの基本はこの作品で完成していると言ってもいいでしょう。
その完成度の高さから、様々な外伝作品にも使用されており、RPG初心者向けの作品ではないでしょうか。
第5位「テイルズオブシンフォニア」
・物語も面白いし、OPに使われている曲も一番好みであり、物語の最後らへんで、主人公にとって最大のライバルとなるキャラとの一体一対決が初めて組み込まれた作品だから。
・シンフォニアは歌も好き。ストーリーも泣ける。嫌なキャラがいないのが一番！他のは好きになれないキャラがいて、たまにイラつく。
・登場するキャラクターやストーリー、ゲームシステムに魅力があると感じるので。全体的なバランスがよく、長く楽しめると思う。
シリーズ5作目にしていままで2Dだった戦闘がはじめて3Dになった作品。
シリーズファンとしてはテイルズ=2D戦闘であったため、当時かなり衝撃的な作品でした。
ユニゾンアタックや、キャラクタータイプによって習得する技が変化したりなどシンフォニアの特徴的なシステムはいくつかありますが、
隠しステータスで、「好感度」をはじめて搭載したということが一番の特徴ではないでしょうか。
今年の秋に本編と続編である「ラタトスクの騎士」を同時収録しPS3に移植したものが発売予定ですので
これを期にプレイしたことのない人はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか？
以上が今回ランクインした作品の紹介になります。
他のPRGと比べると多少癖が強いかもしれない「テイルズシリーズ」ですが、
アクションRPGとしてはトップクラスに完成度の高いシリーズだと思います。
どの作品も戦闘システムが違うため、どれもオススメなのですが、作品ごとに戦闘が難しい作品もあったりするので
RPG初心者やアクションゲームが苦手といった方は「エターニア」「アビス」「ヴェスペリア」辺りがオススメでしょうか。
アクションゲームが好きで歯ごたえのある戦闘が好きという方は「デスティニー2」「リバース」「グレイセス」「デスティニー(PS2版)」辺りがオススメです。
デスティニー2とリバースは携帯ハードでもプレイできるので、テイルズオブシリーズをプレイしたことがないという方はぜひ一度手にとって見てください。
くろがね
